暑い・・暑すぎる( ゚Д゚)
連日熱中症が問題となっている今年の暑い夏ですが、
朝顔は今年も、暑さに負けず元気よく咲いてくれていますよね。
皆さんも小学校の頃に、きっと一度は育てた経験があるかと思います。
今日はその朝顔について、夏休みということもあり自由研究風にまとめてみたいと思います!
まずはキホンからおさえてみよう!朝顔のあれこれ
<朝顔の基本情報>
科・属名: ヒルガオ科サツマイモ属
和名: 朝顔(アサガオ)
別名: 牽牛子(ケンゴシ)
原産地: 熱帯アジア
花言葉: 「愛情」「結束」
種類: 1200種以上
季語: 秋
ツルを巻きながら伸びていくアサガオは意外にもサツマイモ属の植物です。
別名の「牽牛子(ケンゴシ)」はその昔、中国でアサガオは百薬の長として高価な薬だったためお礼が牛だったことに由来しています。
また意外にも原産は熱帯アジア、日本には平安時代~奈良時代にかけて薬として(効能は主に下剤)中国からはいってきました。
万葉集にもアサガオは登場しています。
江戸時代に大きな栽培ブームがおきて、その種類は江戸時代ですでに1200種以上あった言われ、
過去に何度が突然変異で現れた黄色のアサガオは今でも幻のアサガオと言われています。
そんな昔から慣れ親しまれているアサガオですが、意外と知らないことも多いかも・・・。
それでは、改めて朝顔の疑問をまとめてみました!!
朝顔の3つのギモンお答えします!!( `ー´)ノ
ギモンその①・・・アサガオはなぜ朝に咲くのか?
アサガオは太陽が大好きなのでしょうか?早起きだから??
開花条件をしらべてみますと、アサガオは「明るさ」ではなく「暗さ」を感じて開花していることがわかりました。
開花条件は「暗くなってから10時間後」。
夏の日没が午後7時ごとだとすると10時間後は明け方5時です。アサガオは5時ごろ、ちょうど日の出のころに開花します。
光をずーっと当て続けると「暗さ」を感じて花を咲かせるアサガオは・・・つぼみのままです。
(電気をつけっぱなしにさえすれば一晩でできる自由研究!!)
ギモンその②・・アジサイと似た色が多いけど、色はどのように決まるの?
アサガオの色といえば、紫や青、ピンク、白など少し前に咲いていたアジサイと似たいろの花をつけますよね?
アジサイと言えば土がアルカリ性がどうか、アントシアニン色素を持っているかどうかで色が決まりましたよね(過去にご紹介した気がします?)
では、アサガオはどうかというと、アサガオの花の色は土には関係なく、遺伝できまります。色だけではありません。花の模様や形も遺伝で決まります。
ただ突現変異で生まれたアサガオは種をつけないことも。
(アジサイと同じ場所にアサガオをうえて比較したり、毎年アサガオの交配の自由研究?ちょっと時間が必要ですね)
ギモンその③・・アサガオに変わった種類があるって本当?
本当です。「変わった朝顔ね~」から「これ、本当に朝顔なの?」その種類は様々。
変わったアサガオのことを「変化(へんげ)朝顔」と呼び、図鑑にもでていますし毎年変化朝顔の大会も開催されています。
有名な変化朝顔にお花が20センチもある大きな「団十郎」や、「平安の香」といったと名前もあるそうです。
改めて、観察するのもいいですね。
アサガオが見たい!!と思ったらアールフラワーにご相談ください。
(自由研究をお金で解決!?)
いかがでしたでしょうか?
身近な朝顔にも、いろいろなエピソードが詰まっていました。
自由研究や小話のネタになれば幸いです!